精神医学を知る メンタルヘルス専門職のために
A5判 352ページ
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-012102-6 C3011
奥付の初版発行年月:2009年07月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-012102-6 C3011
奥付の初版発行年月:2009年07月
内容紹介
精神医学の現場は,医師,看護士のほか,心理,福祉,教育など,メンタルヘルスにかかわる専門職の協働の場となっている.精神医学が対象にする主要な障害や,QOL向上のための取り組み,各種療法や薬理の最前線などから,精神医学の基本的な考え方と最新の情報をやさしく紹介する.
目次
序 加藤進昌
第1部 生物-心理-社会の見かた
1 精神医学への誘い(金生由紀子)
2 臨床心理学と精神医学(下山晴彦)
3 心と身体(加藤忠史)
4 ライフサイクルと精神医学(金生由紀子)
第2部 精神科医の診かた
5 不安障害と人格障害(林 直樹)
6 気分障害(松尾幸治)
7 統合失調症(安西信雄)
第3部 ライフサイクルの視点から
8 乳幼児精神医学(本城秀次)
9 発達障害(金生由紀子)
10 老年精神医学(小林深雪・天野直二)
第4部 生物学の視点から(1)——脳科学を中心に
11 神経心理学・脳科学(笠井清登・荒木 剛)
12 生物学と精神病理(福田正人)
第5部 生物学の視点から(2)——遺伝と薬理
13 遺伝学(佐々木司)
14 精神薬理学(中込和幸)
連続コラム 「リエゾンの視点から」(中嶋義文)/「自殺」(高橋祥友)/「リハビリテーション」(池淵恵美)/「ターミナルケア」(木下寛也)/「PTSD」(飛鳥井望)/「睡眠」(本多 真)