内容紹介
2500年以上にわたり,東アジアでの共通の思想文化の規範でありつづける思想.西洋思想が流入した現代においても,少なからず影響を及ぼしている.本書は,その成り立ちから,中心概念である天,「修己治人」,「経学」等を俯瞰し,儒教の現代的意義までを詳述する.儒教の構造を平易に解説した画期的なテキスト.
目次
1 儒教とは何か
2 儒教道徳
3 儒教における天の意味
4 儒教の基本型
5 儒教的人格
6 儒教の規範
7 儒教の社会観・政治観
8 儒教の地域的・時代的変容
9 現代における儒教
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