暴力 比較文明史的考察
A5判 336ページ
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-13-020139-1(4-13-020139-5) C302
奥付の初版発行年月:2005年01月
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-13-020139-1(4-13-020139-5) C302
奥付の初版発行年月:2005年01月
内容紹介
揺らぐ近代主権国家とその国際システムの状況下,国家が吸収し得ない・しない暴力が噴出している.西洋・日本・中国・イスラーム・アフリカ,そして国際社会を対象として,その歴史的・現代的様相を描き出した本書は,現代世界に多くの示唆を与えるものである.
目次
序 論(山内進)
第1章 暴力とその規制:西洋文明(山内進)
第2章 フェーデと近世国家:ヨーロッパ中近世転換期(皆川卓)
第3章 武士と秩序:武家法(新田一郎)
第4章 自力救済とその規制:喧嘩両成敗法(河野恵一)
第5章 紛争と司法:現代中国(高見澤磨)
第6章 文明化と暴力:アラブ世界(加藤博)
第7章 略奪と責任:イスラーム法(柳橋博之)
第8章 紛争と権力:現代アフリカ(栗本英世)
第9章 国際紛争と公権力:国連安全保障理事会(佐藤哲夫)
参考文献
座談会 暴力の比較文明史