記念碑に刻まれたドイツ 戦争・革命・統一
松本 彰:著
A5判 368ページ
価格:7,040円 (消費税:640円)
ISBN978-4-13-021075-1 C3022
奥付の初版発行年月:2012年10月
価格:7,040円 (消費税:640円)
ISBN978-4-13-021075-1 C3022
奥付の初版発行年月:2012年10月
内容紹介
革命の長い19世紀から,二度の世界大戦が起こった20世紀,そして冷戦を経た現代まで,人びとの記憶や政治の状況を象徴する記念碑を丹念に分析する.栄誉を讃える像や塔,そして戦争やナチズムの犠牲者の碑と,多様な「史料」を読み解き描き出すドイツ近現代史.図版多数.
目次
序章 記念碑の歴史学
第一章 中欧の二つの帝国——長い一九世紀(一七八九—一九一四)その1
第二章 ドイツの表象=国民的記念碑——長い一九世紀(一七八九—一九一四)その2
第三章 第一次世界大戦と戦没兵士の記念碑——現代の三〇年戦争(一九一四—一九四五)その1
第四章 ナチズムとドイツ表現派——現代の三〇年戦争(一九一四—一九四五)その2
第五章 三つの国家の「過去の克服」と記念政策——「第二次世界大戦とナチズム」後(一九四五—一九九〇)
第六章 記念碑論争——「一九九〇年のドイツ統一」後
終章 ドイツ・デンマ—ク国境の記念碑