日韓 歴史家の誕生
四六判 240ページ
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-023055-1 C102
奥付の初版発行年月:2008年11月
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-023055-1 C102
奥付の初版発行年月:2008年11月
内容紹介
日本と韓国を代表する13人の歴史家たちが,自らの歩んできた道のりと向き合ってきた学問について語った日韓歴史家会議での講演の軌跡.1945年以後,両国の研究者がそれぞれ困難を抱えつつ乗り越えてきた歴史が鮮やかに映し出され交差する貴重な同時代史.日韓同時出版.
目次
日韓歴史家会議と「歴史家の誕生」(木畑洋一・車河淳)
第1回(2002年)
韓国・中東・世界(板垣雄三)
「民衆史」と戦後思想(安丸良夫)
半知半解の矜恃学人(高柄翊)
第2回(2003年)
韓国史の真実を求めて(李基白)
日本近代史研究と朝鮮問題(中塚明)
第3回(2004年)
歴史家と歴史教育者の間(佐々木隆爾)
内的世界の探索のために(車河淳)
第4回(2005年)
解放空間の一歴史学徒(李元淳)
「自前の歴史学」を求めて(西川正雄)
第5回(2006年)
国際化の風が、嫌がるわたしの背中を押した(樺山紘一)
韓国近現代史晩学徒の研究遍歴(柳永益)
第6回(2007年)
農業史に進路を決めるまで(金容燮)
ロシア、朝鮮、そして日本(和田春樹)
読み解くためのキーワード/日韓関連年表