日本経済史
日本経済史2 産業革命期
A5判 400ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-044072-1(4-13-044072-1) C333
奥付の初版発行年月:2000年12月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-044072-1(4-13-044072-1) C333
奥付の初版発行年月:2000年12月
内容紹介
貿易が飛躍的に拡大し,軽工業から重工業の発展へと急速に波及していったこの時代を,その発展の基礎となった対アジア貿易の拡大,財政・金融政策の展開,技術の進展,労働のあり方,農村・都市社会の変容など,多様な要素の連関の有り様を解明することによって立体的に描き出し,当時の経済発展過程とその構造的特質を探る.
目次
1 貿易の拡大と資本の輸出入(村上勝彦)
2 財政政策と金融構造(神山恒雄)
コラム:1890年代の金融構造をめぐって(佐藤政則)
3 軽工業の資本蓄積(花井俊介)
コラム:国内市場=生活水準(荻山正浩・山口由等)
4 重工業・鉱山業の資本蓄積(鈴木淳)
コラム:近代的運輸・通信網の整備(中村尚史)
5 国家権力と労働世界(荻野喜弘)
コラム:近代天皇制国家論(鈴木正幸)
6 農村社会と都市社会(大門正克)