現代カナダ経済研究 州経済の多様性と自動車産業
栗原 武美子:著
A5判 280ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-046102-3 C3033
奥付の初版発行年月:2011年07月
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-046102-3 C3033
奥付の初版発行年月:2011年07月
内容紹介
対米依存しつつも,日本やEUとの経済関係を強くすることでアメリカとは一線を画するカナダ経済の独自性を呈示する.特に,国内における州経済の多様性と,自動車産業を中心とした日本との二国間貿易と直接投資の様相を解明する.【カナダ出版賞受賞】
目次
第1部 カナダ経済の概観
第1章 現代カナダ経済の特徴
第2章 外国資本の導入による発展——カナダ連邦成立以後から小麦ブームまで
第3章 工業化の急速な進展——第一次世界大戦から第二次世界大戦まで
第4章 高度成長から自由貿易へ——第二次世界大戦後から現在まで
第5章 世界金融危機の影響——2008年の経済不況
第2部 各州における経済的特質
第6章 州別の国内総生産と雇用
第7章 州別の貿易の特徴
第3部 自動車産業にみる多国籍企業の投資活動
第8章 ビッグ・スリーの隆盛——1980年代前半まで
第9章 日系自動車メーカーの台頭とデトロイト・スリー——1980年代後半以降
第10章 デトロイト・スリーの凋落と財政難——2008年の経済不況