地球温暖化対策と国際貿易 排出量取引と国境調整措置をめぐる経済学・法学的分析
A5判 320ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-046107-8 C3033
奥付の初版発行年月:2012年05月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-046107-8 C3033
奥付の初版発行年月:2012年05月
内容紹介
地球温暖化対策の柱として導入が検討されている温室効果ガスの国内排出量取引制度や国境調整措置を中心に,日本の産業構造や国際貿易の状況にあった温暖化防止の制度設計とその課題を経済的・法律的な観点から分析する.実効性を持ちつつ国際競争力や貿易の足かせにならない枠組みを探る.
目次
序 章 地球温暖化問題と国際貿易
第I部 国内排出量取引とリーケージ・国際競争力問題対策
第1章 応用一般均衡モデルによる地球温暖化対策の分析
第2章 排出量取引における国際競争力配慮に関する研究
第3章 排出量取引の制度設計による炭素リーケージ対策
第4章 日本の国境調整措置政策
コメント
第II部 地球温暖化対策の国際交渉と国境調整措置の役割
第5章 地球温暖化対策に関する国際交渉
第6章 国境調整措置は地球温暖化対策の厳格化を促すのか
第7章 不完全競争市場における炭素税政策と国境調整措置
コメント
第III部 「貿易と環境」問題としての温暖化対策と国際ルール
第8章 地球温暖化の国際枠組みの課題
第9章 国境調整措置とWTO協定
第10章 エコカー購入支援策による大気保全とWTО協定
コメント