子どもたちの想像力を育む アート教育の思想と実践
A5判 360ページ
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-056207-2(4-13-056207-X) C303
奥付の初版発行年月:2003年04月
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-056207-2(4-13-056207-X) C303
奥付の初版発行年月:2003年04月
内容紹介
自分を表現し,他者と関わること,それを通して再び自分を見出すこと——アート教育は「図画工作」を超え,子どもの生の技法を育む活動として生まれ変わる.教育学とアート実践のコラボレーションにより,いま最も子どもに必要な教育の姿を提言する.
目次
はじめに 芸の技法を生の技法へ(佐藤学)
I 子どもの創造性と想像力
1 想像力と創造性の教育へ(佐藤学)
2 子どもの美的経験の意味(今井康雄)
II アート教育の哲学
3 子どもの遊び体験における創造的瞬間(矢野智司)
4 レッジョ・エミリアの教育学(秋田喜代美)
5 シュタイナー教育のアート(西平直)
6 音楽療法との対話(真壁宏幹)
7 ドイツにおける美的人間形成の展開(藤川信夫)
8 アートとしての演劇と教育(栗原浪絵)
9 民俗芸能を学ぶ子どもたち(生田久美子)
10 スポーツの美学とアート教育(樋口聡)
11 レイアウトと知覚(佐々木正人)
III アート教育実践の新展開
12 子どもたちのアートプログラム(和多利恵津子)
13 アーティストと子どもたちの幸福な出会い(堤康彦)
14 野村誠と子どもたちの共同作曲(野村誠)
15 鑑賞教育の可能性をさぐる(塚田美紀)
16 子どもの身体とダンス(中嶋夏)
17 アート教育とコンピューター(苅宿俊文)
あとがき(今井康雄)