姉というハビトゥス 女児死亡の人口人類学的民族誌
小谷 真吾:著
A5判 216ページ
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-056307-9 C3039
奥付の初版発行年月:2010年12月
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-056307-9 C3039
奥付の初版発行年月:2010年12月
内容紹介
女児死亡はなぜ起こるのか——パプアニューギニアの集団「ボサビ」における姉と弟の「アデ」関係を事例に,性差別,そしてそれを生み出す社会全体について「構造」という視点から分析.人口学と人類学を融合した人口人類学の立場から考察する.
目次
はじめに
第1章 ある少女の死
第2章 女児死亡という問題
第3章 ボサビ
第4章 定量的分析
第5章 ボサビにおける女児死亡の構造と主体
第6章 女児死亡の問題への理解および解決への展望
おわりに
附表/参考文献/索引