レイチェル・カーソンに学ぶ環境問題
多田 満:著
A5判 208ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-062220-2 C3045
奥付の初版発行年月:2011年07月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-062220-2 C3045
奥付の初版発行年月:2011年07月
内容紹介
『沈黙の春』から50年——レイチェル・カーソンの作品をあらためて読み解き,そこに描かれていた生態系,生物多様性,自然との共生など,現代の環境問題を考えるうえで重要なテーマを生態学の視点から問いなおす.
目次
はじめに
1 カーソンと生態学
2 『沈黙の春』に学ぶ——環境問題のバイブル(原典)
3 『海辺』に学ぶ——生物多様性を知る
4 『センス・オブ・ワンダー』に学ぶ——自然とともに生きる
5 環境問題を考える——カーソンの意思を受け継ぐ
レイチェル・カーソンの思想と環境教育(鈴木善次)
レイチェル・カーソンとその文学(上遠恵子)
おわりに
さらに学びたい人へ/引用文献/索引
Box-1 4つのSence——カーソンの意思
Box-2 農薬——DDTから生物農薬まで
Box-3 環境ホルモン——新たな毒性作用
Box-4 水生昆虫の生態——流水のつながり
Box-5 進化——突然変異、自然選択と適応
Box-6 生態系サービス——いのちと暮らしを支える生物多様性
Box-7 ネイチャーライティング——「自然とはなにか」を語る