内容紹介
「日常のなかにひっそりと隠れている物理学の原理の役割をあぶり出すことで物理学的世界観を布教しようとするさりげない試み」と称し,ダークエネルギーから高校教科書まで,さまざまな話題を著者の日常とともに「物理屋」の視点でつづる,痛快エッセイ集.『UP』掲載9編他全14編を収録.
目次
基礎編
海底人の世界観
外耳炎が誘う宇宙観の変遷
都会のネズミと田舎のネズミ
ガリレオ・ガリレオ
レレレのシュレーヂンガー
一般ニ相対論
ニュートン算の功罪
目に見えないからこそ大切
オフリミット
物理とカラオケ
応用編
土曜の昼、午後3時半
高校物理の教科書
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻
天文学就職事情
問題編
復習問題25