芸術の逆説 新装版 近代美学の成立
小田部 胤久:著
A5判 320ページ
価格:5,830円 (消費税:530円)
ISBN978-4-13-080231-4 C3070
奥付の初版発行年月:2024年09月 / 発売日:2024年09月上旬
価格:5,830円 (消費税:530円)
ISBN978-4-13-080231-4 C3070
奥付の初版発行年月:2024年09月 / 発売日:2024年09月上旬
著者プロフィール
小田部 胤久(オタベ タネヒサ)
放送大学客員教授、学士院員会員
1958年生まれ。神戸大学文学助教授、東京大学文学部教授等を歴任。著書に『象徴の美学』(東京大学出版会、1995年)、『芸術の逆説』(東京大学出版会、2001年)、『芸術の条件』(東京大学出版会、2006年)、『西洋美学史』(東京大学出版会、2009年)、『木村素衞』(講談社、2010年)、『美学』(東京大学出版会、2020年)など。
目次
プロローグ 芸術の誕生
第一章 創造
1 創造の類比と可能的世界
2 自然の規範性の解消
第二章 独創性
1 「地理上の発見」と独創性
2 独創性と範例性
第三章 芸術家
1 「表象」から「共感」へ
2 「表象」から「表象する主体」へ
3 近代の反省的知性と芸術家
第四章 芸術作品
1 近代の「技術」観
2 自然と技術の交叉
第五章 形式
1 絵画の魂としての彩色
2 音楽の自己完結性
3 自己自身と戯れる言語
エピローグ 芸術の終焉