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人間交流の江戸美術史阿蘭陀が通る

阿蘭陀が通る 人間交流の江戸美術史

A5判 208ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-083056-0 C1070
奥付の初版発行年月:2011年08月

内容紹介

江戸中期の日本.唯一貿易が許されていた出島に滞在したヨーロッパ人は,江戸参府の途中で京大仏を見,大坂では歌舞伎やからくりを見物した.そしてさまざまな人物と出逢い,交流を深めた.本書は,彼らの間を行き来した絵画や工芸品に注目し,モノが媒介する人間交流のありようを活写する.


目次

はじめに
第1部 人間交流の江戸美術史
 第1章 「御城」のパースペクティブ——「城外蘭人図」
 第2章 観光する阿蘭陀人——「名所図絵」
 第3章 奇妙な船——「バトー・ジャポネ」
 第4章 国際交流の現場——家と空間
 第5章 死をとりまく問題——阿蘭陀人の墓
第2部 忘れられた出島の学者
 第6章 瓶詰めの標本——ツンベルグ
 第7章 日本を動かそうとしたカピタン——ティッツィング


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