合格マスター 電験三種 法規 平成25年度版
価格:2,310円 (消費税:210円)
ISBN978-4-501-21390-9 C3054
奥付の初版発行年月:2013年01月 / 発売日:2013年01月中旬
過去の出題傾向を分析し、重要事項を中心として解説。1テーマの重要事項と例題を見開き2ページで解説。受験者の学習の整理に役立つ。平成24年度の試験問題と答、また過去10年間の出題傾向の分析を掲載。
電気事業法では,一定規模以上の電気設備を備えるビルや工場等の保安の監督者として電気主任技術者を定め,電気設備の電圧や種類に応じて,第一種,第二種及び第三種と免状が分けられています。この中で最も取得しやすいのが第三種電気主任技術者試験,いわゆる電験三種になります。
本合格マスターシリーズは,電験三種受験者を対象とし,理論,電力,機械,法規の4巻構成として,必要な分野から学習を進めることができるように,内容を各巻ごとに完結させてあります。また,各項目については,分かりやすくするために,見開き2ページでポイントと例題を解説しました。例題と章末問題は試験の出題に準じた形式になっていますので,受験練習のつもりで解いてみてください。
著者陣は,教育現場や企業における実践指導の実績と合格のためのノウハウを有するベテランであり,既出問題の分析に基づいて重点事項を厳選するという観点で内容を構成しています。本シリーズによって多くの方が合格されることを筆者とともに心から祈念しております。
東京電機大学 電験研究会
目次
第1章 電気関係法規
1.1 電気事業法の目的と電気工作物
1.2 電気の使用制限等
1.3 電気工作物の維持
1.4 電圧及び周波数の維持
1.5 電気主任技術者
1.6 保安規程
1.7 電気事故の報告
1.8 電気工事士法の目的と作業範囲
1.9 電気工事業の業務の適正化に関する法律
1.10 電気用品安全法Ⅰ
1.11 電気用品安全法Ⅱ
1.12 発電量風力設備
章末問題
第2章 電気設備技術基準・解釈
2.1 用語の定義Ⅰ
2.2 用語の定義Ⅱ
2.3 電圧の種類
2.4 電線,配線
2.5 配線による危険及び障害
2.6 電気的・磁気的障害,公害等の防止
2.7 保安の原則
2.8 電路の絶縁
2.9 絶縁抵抗の計算
2.10 絶縁耐力試験
2.11 絶縁耐力に関する計算
2.12 接地工事の種類と抵抗値
2.13 接地工事の細目
2.14 接地工事の特例等
2.15 B種接地抵抗の計算Ⅰ
2.16 B種接地抵抗の計算Ⅱ
2.17 B種接地抵抗に流れる電流の計算
2.18 異常時の保護対策
2.19 過電流遮断器
2.20 高圧用機械器具の施設
2.21 支持物倒壊の防止
2.22 風圧加重の種別
2.23 発電所等の施設方法
2.24 太陽電池発電所
2.25 地絡遮断装置の施設
2.26 避雷器の施設
2.27 架空電線路の施設
2.28 架空電線との離隔距離
2.29 支線に関する計算
2.30 低・高圧保安工事
2.31 低・高圧屋側電線路の施設
2.32 低圧引込線の施設
2.33 地中電線路の施設
2.34 地中電線路の保護
2.35 低圧屋内電路の対地電圧の制限
2.36 低圧屋内電路の開閉器
2.37 低圧幹線
2.38 分岐回路
2.39 電気機械器具,配線器具の施設
2.40 低圧屋内配線の施設場所による工事の種類
2.41 低圧屋内配線Ⅰ
2.42 低圧屋内配線Ⅱ
2.43 低圧屋内配線Ⅲ
2.44 低圧屋内配線Ⅳ
2.45 低圧屋内配線Ⅴ
2.46 特殊な場所の施設Ⅰ
2.47 特殊な場所の施設Ⅱ
2.48 特殊な場所の施設Ⅲおよび発電機等の機械的強度
2.49 高圧屋内配線等の施設
2.50 移動電線の施設
2.51 電気使用場所の施設
章末問題
第3章 電気施設管理
3.1 コンデンサによる力率改善
3.2 コンデンサの所要容量
3.3 コンデンサによる線路損失の軽減
3.4 調整池式水力発電所の運用
3.5 水力発電所の負荷持続曲線
3.6 需要率,不等率
3.7 負荷率
3.8 電線の弛みの計算
3.9 変圧器の損出
3.10 変圧器の全日効率
3.11 変圧器の短絡電流
章末問題
章末問題の解答
資料 関連法規(抜粋)
電気事業法<抜粋>
電気事業法施行規則<抜粋>
電気関係報告規則<抜粋>
電気工事士法<抜粋>
電気工事士法施行規則<抜粋>
電気工事業の業務の適正化に関する法律<抜粋>
電気用品安全法<抜粋>
電気設備に関する技術基準を定める省令(電気設備技術基準)<抜粋>
索引