小山内薫 近代演劇を拓く
B7 370ページ 上製
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-1124-9(4-7664-1124-2) C0095
奥付の初版発行年月:2005年02月 / 発売日:2005年02月上旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-1124-9(4-7664-1124-2) C0095
奥付の初版発行年月:2005年02月 / 発売日:2005年02月上旬
内容紹介
明治・大正期の演劇革新の旗手、小山内薫の閃光のごとき生と死を描く。薫の妻、薫の次男と共に暮らした歳月から映し出される“永遠の青年”の生涯。
森鴎外・夏目漱石・小泉八雲・国木田独歩・島崎藤村・内村艦三ら、同時代人が多数登場する。
児童文学作家(筆名、小山内繭)、随筆家。日本文藝家協会会員。1929年、佐賀県生まれ。実践女子専門学校(現、実践女子大学)卒業後、1950年〜1988年を東京大学図書館司書として勤務。小山内薫の次男、軍事評論家として活躍した小山内宏と結婚後、薫の妻登女子と20年間暮らしを共にする。
目次
はしがき
第一章 父、小山内玄洋
1 津軽の人
2 「玄洋の父母」のこと
3 父玄洋の生涯と事蹟
4 玄洋の妻錞
第二章 結婚まで
1 本の虫
2 恋愛と結婚
3 大学入学
第三章 演劇の道
1 自由劇場運動
2 ロシア・西欧演劇巡歴
3 役者断念
第四章 築地小劇場
1 路上の霊魂
2 築地小劇場開場
3 「築地小劇場論争」の周辺
第五章 最後の日まで
1 薫の思想的バックボーン
2 再びロシアへ
3 最後のその日
第六章 遺された家族
1 シアタア・オサナイ
2 登女子の人生
3 妹、岡田八千代の文業
4 薫縁故の人たちとその後の縁
5 「薫三十ニ歳の旅」を旅する
主要参考文献
年譜
あとがき