文明論之概略
全書判(B6判変型) 418ページ 並製
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-7664-1624-4 C10
奥付の初版発行年月:2009年05月
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-7664-1624-4 C10
奥付の初版発行年月:2009年05月
内容紹介
[コンパクト版で読む福澤諭吉の本]
新字・新かなを使用した読みやすい表記、わかりやすい「語注」「解説」による編集。畢生の大作
達意の文章、豊富な事例、緻密な分析で、文明の本質を説き明かし、あらためて日本の近代化の歩みを問い直す。『学問のすゝめ』、『福翁自伝』と並ぶ、福澤諭吉の代表作。
【編者】
戸沢行夫(とざわ ゆきお)
1943年生まれ。1967年慶應義塾大学文学部卒業、1972年同大学大学院社会学研究科博士課程修了。1972年東京歯科大学教養学部専任講師、1975年同大学教養学部助教授。現在、亜細亜大学経済学部教授。
主な著作に『明六社の人びと』(築地書館、1991)、『桂川家の世界——江戸芸苑の気運』(築地書館、1994)、『江戸がのぞいた〈西洋〉』(教育出版、1999)など。
目次
緒言
巻之一 第一章 議論の本位を定る事
第二章 西洋の文明を目的とする事
第三章 文明の本旨を論ず
巻之二 第四章 一国人民の智徳を論ず
第五章 前論の続
巻之三 第六章 智徳の弁
巻之四 第七章 智徳の行われるべき時代と場所とを論ず
第八章 西洋文明の由来
巻之五 第九章 日本文明の由来
巻之六 第十章 自国の独立を論ず