幸福の追求 イギリス領植民地期アメリカの社会史
A5判 384ページ 上製
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-2014-2 C3020
奥付の初版発行年月:2013年02月 / 発売日:2013年02月下旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-2014-2 C3020
奥付の初版発行年月:2013年02月 / 発売日:2013年02月下旬
内容紹介
ニューイングランド = ピューリタニズム中心史観を覆す。
▼アメリカ歴史学界の泰斗ジャック・P・グリーンによる、植民地時代アメリカを包括的に分析した画期的著作の待望の邦訳。原著は、刊行後20年経った今でも英語圏の主要な歴史教材として用いられ続けている。
▼アメリカ独立宣言に象徴される個人の「幸福の追求 Pursuits of Happiness」に適した、社会流動性の高い個人主義的な社会が成立したのは、ニューイングランド(北部)ではなくチェサピーク(南部)であったことを主張。アメリカは迫害を逃れたピューリタンの創った国であるという安易なアメリカ史のイメージを覆し、ニューイングランド=ピューリタニズム中心史観への強烈なアンチテーゼを提示する。
目次
日本語版への序文
序文
プロローグ
第1章 イングランドによる植民の二つのモデル 1600年-1660年
第2章 再 考
第3章 衰退モデル: ニューイングランド 1660年-1760年
第4章 発展モデル: チェサピーク 1660年-1760年
第5章 典型と変形: イギリスとアイルランド 1660年-1760年
第6章 変 形: 中部植民地と低南部 1710年-1760年
第7章 変 形: 大西洋諸島植民地とカリブ海諸島植民地 1660年-1760年
第8章 収 束: 一つのアメリカ社会の発展 1720年-1780年
エピローグ
訳者あとがき
原註
索引