井筒俊彦 東洋哲学の深層構造
澤井義次:著
四六判 304ページ
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-7664-2997-8 C3010
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月中旬
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-7664-2997-8 C3010
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月中旬
内容紹介
井筒俊彦の生涯と哲学研究をひもとき、インド哲学やルードルフ・オットーの思想からの影響などを明らかにすることで、「東洋的現象学」とも呼ぶべき井筒「東洋哲学」の根源的特徴を描き出す。思想円熟期の井筒と親交を深めた著者による井筒研究の集大成。
著者プロフィール
澤井義次(サワイヨシツグ)
1951年生まれ。天理大学名誉教授。『井筒俊彦全集』編集委員。専門分野は宗教学・インド哲学・天理教学。
天理大学宗教学科を卒業後、東北大学大学院を経て、ハーバード大学大学院(宗教学)へ留学。Ph.D.(ハーバード大学)、博士(文学)(東北大学)。現在、東京大学先端科学技術研究センター・プロジェクト研究員、宗教倫理学会顧問、印度学宗教学会理事、日本宗教学会評議員などを務める。日本宗教学会賞や東方学会賞を受賞。
目次
はじめに
序 章 生涯と哲学研究
第一章 哲学的思惟とその意味論的地平
第二章 「東洋哲学」の構築と展開
第三章 エラノス会議と「東洋哲学」
第四章 東洋思想の創造的な〈読み〉
第五章 「東洋哲学」の意味論的世界観とその構造
第六章 ヴェーダーンタ哲学の意味論的〈読み〉
結 論
注
参考文献
あとがき
索引