林彪春秋
姫田 光義:著
A5判 424ページ
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-8057-4145-0 C3022
奥付の初版発行年月:2009年07月 / 発売日:2009年07月上旬
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-8057-4145-0 C3022
奥付の初版発行年月:2009年07月 / 発売日:2009年07月上旬
内容紹介
世が世なら毛沢東の次に中国の最高指導者の地位につけるはずだった男、林彪が他ならぬその毛を殺そうとして失敗、飛行機で逃走中にモンゴル平原に墜落死したという、いわゆる林彪事件なるものは未だに大きなナゾに包まれたままだ。毛沢東に見込まれ信頼されたからこそ栄光の道を歩むことができた、その代表的な道筋が1948年秋の満洲での内戦勝利だった。しかしその栄光ゆえに思いもかけずに登りつめた権力の座が、毛に疎まれることになる。両者の確執は彼らを取り巻く人々の思惑によって抜き差しならぬものに発展、それを利用して中国の新たな政策を策定しようとする首相・周恩来が、林彪追い落としに重大な役割をはたす。林彪の栄光への道から転落への悲劇的結末までを描く。