中国出版文化史 書物世界と知の風景
井上 進:著
A5判 398ページ 上製
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-8158-0420-6(4-8158-0420-6) C3022
奥付の初版発行年月:2002年01月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-8158-0420-6(4-8158-0420-6) C3022
奥付の初版発行年月:2002年01月
内容紹介
春秋時代の書籍成立から印刷本の誕生をへて明末の書物普及までの、二千年にわたる書物の文化史。書物を作る・売る・読む・蔵する等、さまざまな相に光をあてるとともに、知のあり方はもちろん、帝国の政策やイデオロギーとの関係など、政治・社会との相互作用に注目し、全体像を描き出す。
目次
はじめに
前 編
第1章 書籍の成立
第2章 帝国の秩序と書籍
第3章 帝国の黄昏
第4章 自己主張する「文章」
第5章 貴族の蔵書とその周辺
第6章 新旧の相克
本 篇
第7章 印本時代の幕開け
第8章 士大夫と出版
第9章 民間の「業者」たち
第10章 特権としての書籍
第11章 朱子学の時代
第12章 出版の冬
第13章 冬のおわり
第14章 書籍業界の新紀元
第15章 書価の周辺
第16章 知のゆくえ
第17章 異端、異論と出版
第18章 出版の利用をめぐって