北大選書 15
法のことわざと民法
四六判 240ページ
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-8329-2151-1(4-8329-2151-7) C1332
奥付の初版発行年月:1985年10月 / 発売日:1985年10月下旬
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-8329-2151-1(4-8329-2151-7) C1332
奥付の初版発行年月:1985年10月 / 発売日:1985年10月下旬
内容紹介
“法は家庭に入らず”や“法の不知は許さず”など法の諺を基に,法の仕組みや考え方を歴史的考察や外国法との比較等を交えながら平易に解説.読者は通常の法律書にみられる抽象的概念の羅列や無味乾燥さとは無縁の, “生きた”法律のイメージをつかむことができる.
著者プロフィール
山畠 正男(ヤマハタ マサオ)
北海道大学名誉教授.民法専攻
福永 有利(フクナガ アリトシ)
神戸大学法学部教授.民事訴訟法専攻
小川 浩三(オガワ コウゾウ)
北海道大学法学部教授.法史学専攻
目次
第 1章 法は最低限の道徳
第 2章 緯度が三度ちがえばすべての法律がくつがえる
第 3章 法は静止しているわけにはゆかない
第 4章 約束は守らるべし
第 5章 合意は法律なり
第 6章 方式なければ何もなし
第 7章 法の不知は許さず
第 8章 過失なければ責任なし
第 9章 子の落度は親の責任
第10章 土地の所有は天に及ぶ
第11章 自己の有する以上の権利を他に譲渡しえず
第12章 法は家庭に入らず
第13章 強制なき法は燃えない火
第14章 訴えなければ裁判なし
第15章 良き裁判官は自己の任務を広く解す