教典になった宗教
土屋 博:著
A5判 298ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-8329-6231-6(4-8329-6231-0) C3014
奥付の初版発行年月:2002年02月 / 発売日:2002年04月上旬
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-8329-6231-6(4-8329-6231-0) C3014
奥付の初版発行年月:2002年02月 / 発売日:2002年04月上旬
著者プロフィール
土屋 博(ツチヤ ヒロシ)
1938年 東京に生まれる
1962年 北海道大学文学部(宗教学専攻)卒業
1967年 北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得
北海道大学教授をへて、
現 在 北海学園大学人文学部教授、北海道大学名誉教授
著 書 『牧会書簡』(日本基督教団出版局,1990年)
『聖書のなかのマリア』(教文館,1992年)
『聖と俗の交錯』(編著)(北海道大学図書刊行会,1993年) その他。
訳 書 R. ブルトマン『神学論文集Ⅰ』(新教出版社,1986年) その他。
目次
序 論 諸宗教における教典
第一部 宗教学の課題としての教典論
第一章 F・マックス・ミュラーの教典論
第二章 教典論の復興
第三章 教典論の射程
第四章 教典と現代宗教
第二部 教典論によって照射されたキリスト教史の諸断面
第一章 福音書文学と比喩──教典形成の動機──
一 歴史と虚構
二 比喩的表現
第二章 書簡体文学と模倣──教典継承の動機──
一 「牧会書簡」の表現形態
二 「牧会書簡」の生活世界
第三章 日本における聖書の受容とその機能の変化
第三部 「新約聖書学者」R・ブルトマン再考
第一章 ブルトマンと「宗教」
第二章 ブルトマンにおける「非神話化」と現代の神話論
第三章 ブルトマンと「哲学」
第四章 ケリュグマとレトリック
おわりに
参考文献一覧
事項索引