知床の動物 原生的自然環境下の脊椎動物群集とその保護
B5判 420ページ
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-8329-9241-2(4-8329-9241-4) C3045
奥付の初版発行年月:1988年05月 / 発売日:1988年05月下旬
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-8329-9241-2(4-8329-9241-4) C3045
奥付の初版発行年月:1988年05月 / 発売日:1988年05月下旬
内容紹介
日本で唯一の原生的自然環境が広範囲にわたり保存されている地域「知床」.そこに生息する脊椎動物群集,特に淡水魚類・鳥類・哺乳類について10年来続けてきた調査の成果をまとめ,さらに動物群集を中心とする保護・管理の現状と今後のあるべき方向を,総合的に検討した労作.
著者プロフィール
大泰司 紀之(オオタイシ ノリユキ)
北海道大学歯学部口腔解剖学教室助教授.
専門: 比較解剖学・進化系統分類学,とくに歯の比較解剖およびシカ類の進化・系統に関する研究.
中川 元(ナカガワ ハジメ)
知床自然センター特別学芸員.
専門: 応用動物学,とくに鳥類の生態および野生動物の保護管理に関する研究.
目次
第Ⅰ部 知床の動物群集
第 1章 環 境
第 2章 河川の魚類
第 3章 鳥 類
第 4章 中小哺乳類
第 5章 エゾシカ
第 6章 ヒグマ
第 7章 鰭脚類
第 8章 知床の脊椎動物群集とその特徴
第Ⅱ部 動物群集の保護管理
第 9章 知床と特性と保護管理の現況
第10章 動物保護の方法
第11章 保護管理のための地域区分と各地域の特性
第12章 動物調査と自然教育
第13章 理想的な保護管理の実現に向かって