骨が語る奥州戦国九戸落城
A5判 225ページ 並製
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-86163-076-7 C1021
奥付の初版発行年月:2008年03月 / 発売日:2008年03月上旬
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-86163-076-7 C1021
奥付の初版発行年月:2008年03月 / 発売日:2008年03月上旬
内容紹介
数千人が籠城した奥州九戸城は天正19年9月2日、豊臣秀次を総大将とする数万人規模の上方軍に包囲され、9月4日には城主九戸政実が投降する。この時城に残る者を助命するという約束は反故にされ、開門と同時に上方軍がいっせいに城内になだれ込み、為すすべもなく逃げまどう籠城者を情け容赦なく殺戮した。それから約400年後の平成7年に、九戸城二ノ丸跡から十数体の惨殺死体が骨となって発見された。これらの人骨こそが戦国の世の酷さを如実に物語っている。
目次
はじめに
第一章 史跡九戸城跡の発掘調査
第二章 九戸城二ノ丸跡出土人骨の同位体分析
第三章 九戸城二ノ丸跡出土人骨
第四章 文献史学的考察
あとがき