開業医の光感受性てんかん研究 国際研究協力の先端に立って
高橋 剛夫:著
四六判 144ページ 並製
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-86163-194-8 C3047
奥付の初版発行年月:2012年05月 / 発売日:2012年06月上旬
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-86163-194-8 C3047
奥付の初版発行年月:2012年05月 / 発売日:2012年06月上旬
内容紹介
著者の光感受性てんかん研究は40年有余に及ぶ。その間、「電子ゲーム誘発発作」の問題が急浮上し、ついで「ポケモン事件」(平成9年)が起こる。その直中に身を置いて研究を重ねた著者が、ドラマに満ちた研究・教育の場面や人々との出会い、さらには東北大学、ジョンズ・ホプキンス大学時代などに受けた学恩への感謝の気持ちをエッセー風に綴る。長期にわたる研究成果の紹介は年代順の叙述とし、理解の容易さを考慮して図表を多用。国際研究協力の場で得た貴重な経験を、次代を担う若い学徒に伝えたいという強い思いがあふれる一冊。
著者プロフィール
高橋 剛夫(タカハシ タケオ)
1934年 石巻市生まれ
1959年 弘前大学医学部卒業
1960年 国立弘前病院にて実地修練
1961年~1964年 アイオワ州立大学医学部精神科(臨床脳波)・神経科レジデント
1967年 弘前大学医学部博士課程終了(医学博士)
東北大学医学部精神科助手
1972年 同講師
1979年 ジョンズ・ホプキンス大学神経科客員助教授
1980年 仙台市立病院精神科部長
1993年 八乙女クリニック(理事長)
目次
まえがき
第1章 研究の発端
第2章 低輝度視覚刺激装置の開発
第3章 ジョンズ・ホプキンス病院勤務の1年
第4章 仙台市立病院精神科勤務の13年
第5章 「電子ゲーム誘発発作」
第6章 ポケモン事件とその展開
第7章 開業医の20年
あとがき