増補改訂 弓聖阿波研造
四六判 281ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-86163-198-6 C0075
奥付の初版発行年月:2012年09月 / 発売日:2012年09月上旬
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-86163-198-6 C0075
奥付の初版発行年月:2012年09月 / 発売日:2012年09月上旬
内容紹介
明治13年に宮城・石巻市に生まれ、仙台藩雪荷派弓術を学び、旧制第二高等学校・東北帝国大学で多くの弓人を育てた阿波研造範士。研造の唱えた「人間を造る」弓道は、門下の一人、ドイツ人哲学者オイリン・ヘリゲル著の「弓と禅」をとおし、弓道の世界普及への礎となった。本書は、不世出の弓道家である阿波研造の生涯と思想を、現在の視点に立って伝記に纏めたものである。附録として、研造が遺した興味深い文言を読む「阿波研造の遺文」と、仙台藩雪荷派の弓人の歴史を平塚籾右衛門重次から記した「仙台藩雪荷派」を巻末に収録。今によみがえる“弓聖”の物語。増補改訂版では「補遺」を収録した。
目次
第一章 阿波研造の伝記
第二章 阿波研造の遺産
附録Ⅰ 阿波研造の遺文―「阿波範士言行録稿本」抜粋
附録Ⅱ 仙台藩雪荷派―「仙台藩当流射芸史」(樋口臥龍原作)より
補遺
一 拾遺
二 生前の阿波範士の評価
三 櫻井保之助の著作
四 伝記執筆の動機
五 資料のことなど
阿波研造年譜