大阪大学新世紀レクチャー
現代能楽講義 能と狂言の魅力と歴史についての十講
四六判 336ページ 並製
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-87259-148-4(4-87259-148-8) C3074
奥付の初版発行年月:2004年03月 / 発売日:2004年03月上旬
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-87259-148-4(4-87259-148-8) C3074
奥付の初版発行年月:2004年03月 / 発売日:2004年03月上旬
内容紹介
世界無形遺産に指定されながら、『食わず好き」「思考停止」といった現象をよび、現代の「巨大なブラックホール」のような存在になっている能楽とは?
復活能、新作能の試みにより全国的に活躍し、能楽研究者の第一人者である著者が、歴史的変遷という独自の視点により、能と狂言の全体像を明らかにし、その魅力にせまる。
能楽愛好家、能楽研究者、待望の一冊。
目次
開講にあたって 現代の能楽事情とその問題
第1講 能楽は現代にいかに生きているか
第2講 「能」という名称をめぐる諸問題
第3講 夢幻能と現在能
第4講 能が演じられた場所
第5講 能を演じてきた組織とその変遷
第6講 「詩劇」としての能
第7講 能舞台の変遷
第8講 世阿弥の生涯と業績
第9講 能の変化
第10講 狂言の歴史と魅力
開講にさいして 能と狂言の行く末
補講 能はいかに読まれるべきか
能楽史略年表
索引