「力のある学校」の探究
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-87259-253-5 C3037
奥付の初版発行年月:2009年05月 / 発売日:2009年05月中旬
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「力のある学校」とは,欧米の「効果のある学校」
論をもとに,日本での展開を跡づけたもので,「そ
こに関わるすべての人がエンパワーされる学校」の
意味.13人の学者・研究者の研究会の成果をまと
める.顕著でユニークな成果を上げている関西の
3つの学校現場を詳細に報告し,どのような考え
方や活動が成果に結びつくかの具体例を提示.さ
らに,「力のある学校」論を様々な角度から理論的
に分析する.いま,教育と学校の希望を熱く語る.
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目次
序 「効果のある学校」研究の日本的展開 (志水宏吉)
Ⅰ 分析編
第1章 学校の力‐「効果のある学校」の量的分析 (志水宏吉)
第2章 「効果のある学校」に学ぶ子どもたち (前馬優策)
第3章 「効果のある学校」から「力のある学校」へ (志水宏吉・盛満弥生)
第4章 「力のある学校」の類似化 (伊佐夏美)
Ⅱ 事例編
第5章 「つながり」を力に‐D小学校 (川口俊明)
第6章 システマティックな学校づくり‐Y中学校 (満盛弥生)
第7章 「荒れ」の記憶の継承と発展 (棚田洋平)
Ⅲ 理論編
第8章 相互に高めあう共働的な教師文化の模索 (葛上秀文)
第9章 生活と学びを共有する子ども集団づくり (新保真紀子)
第10章 「力のある学校」における授業づくりと学力保障 (若槻 健)
第11章 教育における協働と「力のある学校」 (高田一宏)
Ⅳ 展開編
第12章 学校効果の新たなる分析手法の確立に向けて (川口俊明)
第13章 「力のある学校」におけるインクルージョン (塚家由妃代)
第14章 不平等・貧困の拡大と「力のある学校」 (西田芳正)
第15章 学校改善研究と「力のある学校」論の課題 (芝山明義)