グローバル人間学の世界
A5判 254ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-87259-296-2 C3030
奥付の初版発行年月:2011年04月 / 発売日:2011年04月上旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-87259-296-2 C3030
奥付の初版発行年月:2011年04月 / 発売日:2011年04月上旬
出版部から一言
紛争,難民,災害,地球温暖化,資源・食糧問題など,現代世界がかかえる深刻な課題を解決するには,グローバルな視点とローカルな知を結合した総合的な研究と実践が求められる.
新しく創設されたグローバル人間学科が総力を結集して作る, 人間開発学と地域研究に立脚した学際的な入門的教科書.
目次
序章 グローバル人間学とは何なのだろうか
1章 教育と国際開発 アフリカ地域の初等教育を中心として
2章 グローバル・ヘルス
3章 エンパワーメントを希求女性たち 人身売買「被害者/犯罪者」という二項対立を超えて
4章 章国家と個人の間にある経験 ベトナムにおける戦争の記憶
5章 「伝統」の継承を考える インドネシア・ジャワ島の舞踏を事例として
6章 北東アジアの先住民 伝統と変化
7章 文化を生み出す女性
フィリピン・セブ島における中国系移民の遺産相続をめぐる事例から
8章 多言語共生社会に向けて
9章 難民と人道支援 共感と連帯を求めて
10章 生きるための連帯 HIV/AIDSとともに生きる人びと
11章 グローバル化する環境問題への挑戦 文理融合研究の新たな可能性
12章 国際協力の新しい分野 スポーツを通じた開発
13章 生活の安心・保障とコミュニティの「つながり」 その関係を問い直す