改訂版 食中毒学入門 予防のための正しい知識
A5判 178ページ 並製
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-87259-411-9 C1047
奥付の初版発行年月:2012年07月 / 発売日:2012年07月上旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-87259-411-9 C1047
奥付の初版発行年月:2012年07月 / 発売日:2012年07月上旬
内容紹介
清潔大国日本において,流行する疾病は入れ替
わっているが,過去約50年間,食中毒発生件数は
ほぼ減っていない.ときに死をもたらす悲劇となる
食中毒が繰り返されることのないよう,研究により
得られた知識を一般に伝えることが重要と考えて
まとめられた,やさしい入門書.家庭の台所から
地球環境まで,食中毒撲滅のために,知識を身近
なものにし,正しい予防法を考える,いわば“知識
ワクチン”である
目次
1章 食中毒学入門
食中毒が減少しない理由/食中毒の定義と原因/食品衛生法の成立/下痢とは/血便とは 他
2章 事例に学ぶ食中毒
フグ中毒事例/カラシレンコン事件/黄色ブドウ球菌食中毒事例/サルモネラ食中毒事例/海に住む腸炎ビブリオ/ナグビブリオ/病原大腸菌O157/海外旅行者下痢症の主役/新型の食中毒原因菌 他
3章 食中毒発生のメカニズム
化学毒による食虫毒/自然毒による食中毒/微生物による食中毒/ウィルス、寄生虫・原虫による食中毒他
4章 食水媒介腸管感染症
食中毒と3類感染症/コレラ/腸チフス・パラチフス/赤痢
5章 国際社会と腸管感染症
海外旅行ブームの落とし穴/輸入感染症と検疫/輸入感染症と検疫
6章 食中毒のための10問10答