西洋古典叢書G039
修辞学論集
四六判変型 614ページ
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-87698-154-0(4-87698-154-X) C1398
奥付の初版発行年月:2004年08月 / 発売日:2004年08月中旬
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-87698-154-0(4-87698-154-X) C1398
奥付の初版発行年月:2004年08月 / 発売日:2004年08月中旬
内容紹介
前29年頃ローマで活動を始めたハリカルナッソスのディオニュシオスは,後世の文芸批評への道を開いた.ホメロスからアッティカ弁論までを論じた修辞学者としてのディオニュシオスの著作を一書にまとめた.本邦初訳.文芸批評の重要な著作のひとつであるデメトリオス『文体論』も併録する.
著者プロフィール
木曽 明子(キソ アキコ)
大阪大学名誉教授
1936年 満州生まれ
1967年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
大阪大学、北見工業大学教授を経て2002年退職
主な著訳書
The Lost Sophocles ( Vantage Press )
『地域のロゴス』(共著、世界思想社)
M・J・スメサースト『アイスキュロスと世阿彌のドラマトゥルギー』(大阪大学出版会)
デモステネス『弁論集4』(共訳、京都大学学術出版会)
デモステネス『弁論集3』(共訳、京都大学学術出版会)
戸高和弘(トダカ カズヒロ)
大阪大学非常勤講師
1960年 福岡県生まれ
1991年 大阪大学大学院文学研究科博士課程を経て現在に至る。
主な著訳書
森谷宇一他編著『芸術学フォーラム』第7巻(共著、勁草書房)
『美の変貌―西洋史学への展望―』(共著、世界思想社)
目次
ディオニュシオス 修辞学論集・・・・・・・・・・・・木曽明子・戸高和弘 訳
古代弁論家―序
リュシアス論
イソクラテス論
イサイオス論
デモステネス論
文章構成法
デメトリオス 文体論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡辺浩司 訳
補 註
解 説
人名索引・事項索引・引用文献一覧・主要訳語表