西洋古典叢書G049
英雄伝1
四六判変型 453ページ
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-87698-167-0 C1322
奥付の初版発行年月:2007年06月 / 発売日:2007年06月中旬
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-87698-167-0 C1322
奥付の初版発行年月:2007年06月 / 発売日:2007年06月中旬
内容紹介
わが国では『英雄伝』の名前で親しまれている本書は、ギリシア・ローマの著名な政治家をそれぞれ一組ずつ比較したもので、歴史書によくある事績や戦功を記すよりは、むしろその人物の性格、生きざまを見事に活写した言行録である。古くから多くの人々に愛読され、その近代語訳はシェイクスピアやモンテーニュにも深い影響をあたえた。
著者プロフィール
柳沼 重剛(ヤギヌマ シゲタケ)
筑波大学名誉教授
1926年 東京都生まれ
1949年 京都大学文学部卒業
筑波大学・大妻女子大学教授を経て1999年退職
主な著訳書
『ギリシア ローマ古代知識人群像』(岩波書店)
『西洋古典こぼればなし』(岩波書店)
『語学者の散歩道』(研究者出版)
プルタルコス『食卓歓談集』(岩波文庫)
アテナイオス『食卓の賢人たち』1~5(京都大学学術出版会)
『トゥキュディデスの文体の研究』(岩波書店)
目次
テセウスとロムルス
テセウス
ロムルス
テセウスとロムルスの比較
リュクルゴスとヌマ
リュクルゴス
ヌマ
リュクルゴスとヌマの比較
ソロンとプブリコラ
ソロン
プブリコラ
ソロンとプブリコラの比較
テミストクレスとカミルス
テミストクレス
カミルス
解 説