東洋史研究叢刊 71(新装版 9)
シーア派聖地参詣の研究
守川 知子:著
A5判 422ページ 上製
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-87698-529-6 C3322
奥付の初版発行年月:2007年02月 / 発売日:2007年02月中旬
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-87698-529-6 C3322
奥付の初版発行年月:2007年02月 / 発売日:2007年02月中旬
内容紹介
シーア派は,イランを中心に,十二イマームを奉ずる敬虔なムスリムである.彼らにとって,イマーム廟を参詣することは,メッカ巡礼に次ぐ重要な宗教行事であった.しかし,中核となる四聖地はイラクのバグダード周辺にあった.彼らは,オスマン朝が支配する隣国に危険も顧みず陸続と参詣した.19世紀後半,年間10万人を数えるその実態を貴重な一次史料をもとに描く.