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手仕事の里を訪ねて残るものと亡びゆくものと

残るものと亡びゆくものと 手仕事の里を訪ねて

四六判 294ページ 上製
価格:2,090円 (消費税:190円)
ISBN978-4-88125-032-7(4-88125-032-9) C1060
奥付の初版発行年月:1984年12月

内容紹介

わが国の古い伝統工芸品には、後継者問題で衰退していくものがあるが、生活に欠かせないものも多い。写真や挿絵を入れて、その見聞と考察を交え、哀歓の情をこめた記録となっている。日本図書館協会選定図書。

著者プロフィール

古島 敏雄(フルシマ トシオ)

1912年 長野県に生まれる
1936年 東京大学農学部農業経済学科卒業
1956-73年 東京大学農学部教授
1974-83年 専修大学教授
現在 東京大学名誉教授,農学博士
主な著書 「古島敏雄著作集全6巻」(東大出版会)「日本農業史」「土地に刻まれた歴史」「近世経済史の基礎課程」(以上岩波書店)「産業史Ⅲ」(山川出版社)「大正時代の子供たち」(平凡社)ほか多数.

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第一部 残る手仕事と亡びゆく手仕事
 Ⅰ 王侯貴族の工房
 Ⅱ 大正期の民具生産
第二部 伝統的工芸の今の姿
 Ⅰ 伝統工芸といわゆる民芸への関心
 Ⅱ 西陣と金襴
 Ⅲ 丹後の絹織物地帯
 Ⅳ 越前和紙の里 ― 福井県今立町大滝
 Ⅴ 和装本・表装業等の姿
第三部 民具生産地の旅
 Ⅰ 町でみかける会津特産物のいろいろ
 Ⅱ 会津漆器の全過程 ― 木地から蒔絵まで
 Ⅲ あけび蔓細工・本郷焼・からむしの里
 Ⅳ 神奈川県秦野市の竹工業


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