明治憲法 その独逸との隔たり
石村 修:著
四六判 250ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-88125-108-9(4-88125-108-2) C1021
奥付の初版発行年月:1999年10月
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-88125-108-9(4-88125-108-2) C1021
奥付の初版発行年月:1999年10月
前書きなど
19世紀ヨーロッパ憲政史に触れ、明治憲法体制においてドイツ主義受容の経緯を辿り、「比較憲法」の視点から憲法改正限界、輔弼・副署の二面性、官吏の義務などの相異を検証する。
著者プロフィール
石村 修(イシムラ オサム)
1946年 栃木県生まれ。
1969年 中央大学法学部卒業。
1978年 専修大学大学院法学研究科博士課程単位取得。
現在,専修大学法学部教授(法学博士)。
『憲法の保障』尚学社,1987。『憲法詳論』(共著)尚学社,1989。『いま戦争と平和を考える』(共編)国際書院,1993。『基本論点憲法』新版,法学書院,1996。『ドイツの最新憲法判例』(共編)信山社,1999。など
目次
序章 比較の中の明治憲法
2章 明治憲法とドイツ主義の受容
3章 独自性への回帰 ― 「国体」の論理
4章 立憲君主制の本質
5章 憲法を支える官吏の義務
終章 明治憲法体制の中のドイツ