佐藤春夫作品研究 大正期を中心として
遠藤 郁子:著
A5判 246ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-88125-144-7(4-88125-144-9) C3095
奥付の初版発行年月:2004年03月
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-88125-144-7(4-88125-144-9) C3095
奥付の初版発行年月:2004年03月
内容紹介
多彩な作品を発表時の時代背景を視座として読み解き、同時代を批評し続ける先鋭的な存在としての佐藤作品のあり方を明らかにする。西班牙犬の家、美しい町、佐藤春夫の〈失恋もの〉、など。
著者プロフィール
遠藤 郁子(エンドウ イクコ)
1972年 神奈川県に生まれる
1996年 専修大学文学部国文学科卒業
1999–2002年 清州大学(韓国)外国人専任講師
2003年 専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了 (文学博士)
目次
序
第1章 『西班牙犬の家』・反自然主義の姿勢
第2章 『美しき町』・幻想の共有
第3章 『薔薇と真珠』・西洋との共振
第4章 佐藤春夫の〈失恋もの〉
第5章 『警笛』・日本近代文学のなかの〈魔女〉
終わりに