東京大学公開講座
ゲーム 駆け引きの世界
蓮實 重彦:著者代表
四六判 320ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003099-1(4-13-003099-X) C130
奥付の初版発行年月:1999年09月
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003099-1(4-13-003099-X) C130
奥付の初版発行年月:1999年09月
内容紹介
われわれは,個人としても,集団としても,自分の行動や相手の行動が相互に影響を及ぼすという複雑な関係の中で常に思考し,行動している.こうした「駆け引き」または「やりとり」を「ゲーム(戦略的行動)」と呼ぶ.本書では各分野に適用されているゲームの考え方をわかりやすく紹介する.
目次
恋は駆け引き——身近なゲーム理論 松井彰彦
企業戦略・契約・通商交渉——経済問題におけるゲーム 柳川範之
政治および行政におけるゲーム
——政党間および省庁間の交渉と調整 田辺国昭
ゲームの社会心理——さまざまな人間関係 藪内 稔
ゲームでみる生命の複雑さの理論 池上高志
マネーゲームとサッカー——計算機の中の多人数ゲーム 大勝孝司
機械と人との駆け引き
——都会人の孤独と「たまごっち」型携帯情報端末による癒し 新 誠一
スポーツの作戦——野球とバスケットボール 平野裕一
ゲームとロボットの進化 稲葉雅幸
免疫の仕組み——生体はエイズといかに闘うか 森本幾夫