東京大学公開講座
夢
蓮實 重彦:著者代表
四六判 308ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-003101-1(4-13-003101-5) C100
奥付の初版発行年月:2000年07月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-003101-1(4-13-003101-5) C100
奥付の初版発行年月:2000年07月
内容紹介
やがて現実のものとなりつつある月世界への旅は,古代から人類の夢であった.人類の歴史は,夢を追い,夢を現実化することにより発展してきたとも言える.本書では,人と夢との関わりを中心に,古代人の祈願から,先端科学が探求する理想にいたるまで,多種多様な想像力のありようを紹介する.
目次
不老不死の夢——寿命・老化に関する先端生命科学(二木鋭雄)
夢見る睡眠の不思議——睡眠の生理と病理(加藤進昌)
アニマルセラピーの夢——人と動物との会話(林 良博)
クローン動物の夢——クローン動物作製の実際と問題点(青木不学)
源氏物語を織りなす夢(藤原克己)
丹塗土器と青銅器——弥生社会の夢と願い(後藤 直)
「バブル」と夢(吉川 洋)
ウナギ——夢の大回遊(塚本勝巳)
2020年の悪夢——地球はいつまで耐えられるか(石 弘之)
日本発21世紀技術の夢
——ユーラシア横断浮上列車と地球電力ネットワーク(北澤宏一)