越境する知
語り:つむぎだす
A5判 328ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003402-9(4-13-003402-2) C130
奥付の初版発行年月:2000年08月
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003402-9(4-13-003402-2) C130
奥付の初版発行年月:2000年08月
内容紹介
近代の知を,身体の内奥からポスト・コロニアルの地平にまで問うシリーズの第2巻.あらゆる知を,言葉がつむぎ出されるふるまいの現場から再考する.詩や写真の表現もまじえ,言葉の胚胎する新しい可能性から,近代知の内破をこころみる.
目次
プロムナード(栗原 彬・小森陽一)
[I] 声を聴く
1 商いの語り(テツオ・ナジタ)
2 まぶさび(篠原資明)
3 被る人々(寺戸淳子)
4 障害をもついのちのムーブメント(野辺明子)
[II] 語りの政治
5 痕跡論(港 千尋)
6 トラウマと歴史(高橋哲哉)
7 暴力の予感(冨山一郎)
8 「歴史」と「わたし」をへだてゆく語り(好井裕明・山田富秋)
[III] 沈黙の中の言葉
9 受苦の語り(鵜飼 哲)
10 臨床の語り(安 克昌)
11 祈りの語り(緒方正人)