越境する知
言説:切り裂く
A5判 304ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003403-6(4-13-003403-0) C130
奥付の初版発行年月:2000年09月
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003403-6(4-13-003403-0) C130
奥付の初版発行年月:2000年09月
内容紹介
学問領域として認知された知の言説に潜む暗黙の約束事を暴き,その言説が人々の生活やさまざまな文化や慣習にどのような変容を与え,その結果,どのような社会構造が創られてきたのかを捉えなおす.近代知を批判的に乗り越えるための挑戦.
目次
プロムナード(小森陽一・吉見俊哉)
[I] 抗争の現場
1 差別の言説(菅野盾樹)
2 公害における知の効用(宇井 純)
3 原子力発電論争の展回(吉岡 斉)
[II] 社会の言説
4 言説としての経済学(金子 勝)
5 社会学の言説(佐藤健二)
6 法という言説(小畑清剛)
[III] 他者への言説
7 歴史学という言説(成田龍一)
8 人類学という言説(太田好信)
9 気違いから女王への手紙(中村和恵)