大学出版部協会

 

装置:壊し築く

越境する知
装置:壊し築く

A5判 336ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003404-3(4-13-003404-9) C130
奥付の初版発行年月:2000年11月

内容紹介

近代の知は,医療・教育・都市・国家・資本などの形で私たちの社会に力をふるう.この閉塞した知の装置に「その先」はあるのか.専門家集団・言語表象 の権力分析から,日常の現実を構成する知を解体/再構想する.


目次

プロムナード(佐藤学・吉見俊哉)
 [I]都市・国家・資本
  1資本主義化・民族化(大澤真幸)
  2開発という装置(水内俊雄)
  3都市という装置(若林幹夫)
 [II]
  4医療という装置(市野川容孝)
  5専門家による「負の装置」(原田正純)
  6福祉という装置(早瀬 昇)
 [III]
  7言語という装置(イ・ヨンスク)
  8日本語教育という装置(塩崎紀子)
  9学校という装置(佐藤 学)
  10<キノ・グラース>の政治学(北田暁大)


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