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文化と芸能から考える公共性

公共哲学
文化と芸能から考える公共性

A5判 392ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003435-7(4-13-003435-9) C330
奥付の初版発行年月:2004年11月

内容紹介

人々の生活世界から公共世界を形成する上で,文化や芸能(芸術)は重要な位置を占める.本巻は,実践家および研究者の双方の対話により,文化と芸能(芸術)が開く公共世界を探究する.


目次

はじめに:公共の現成(宮本久雄)
発題I 映画とテレビ・ドラマから見た公と私(佐藤忠男)
発題II 日本中世の芸能をめぐる共同体と権力(義江彰夫)
発題III 連歌・一揆・会所(松岡心平)
総合討論(コーディネーター:金 泰昌)
発題IV 身体の近代,演劇の近代(兵藤裕己)
発題V 街頭からお茶の間へ:戦後日本のテレビにおける〈公共〉と〈私〉(吉見俊哉)
発題VI 対話型社会に向けて(平田オリザ)
発題VII 文学における公共性と私性(加藤典洋)
発展協議I・II(コーディネーター:金 泰昌)
特論I 音楽と公共性・公共世界の関係に関する一試論(義江彰夫)
特論II 音楽と公共世界,否定と継承(東島 誠)
特論III サブカルチャーと新しい公共性:歴史の終わりに徳をもとめて(守永直幹)
おわりに(金 泰昌)


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