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公共哲学17 知識人から考える公共性

公共哲学
公共哲学17 知識人から考える公共性

A5判 376ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-003437-1(4-13-003437-5) C330
奥付の初版発行年月:2006年03月

内容紹介

公共世界の形成において知識人はいかなる役割を果たしてきたのか,また何を果たせるのか.本巻は,日本,中国,朝鮮三国の近代以降の知識人を取り上げ,それぞれの時代と地域において彼らが構想した世界像を検討し,その現代東アジアに及ぼす意味を考察する.

公共哲学【第3期 全5巻】


目次

はじめに(平石直昭)
発題I 幕末維新期:横井小楠と福沢諭吉(平石直昭)
発題II 清末民初:康有為(村田雄二郎)
発題III 李朝末期:兪吉濬と金允植(金 鳳珍)
総合討論I(コーディネーター:金 泰昌)
発題IV 近代日本:南原繁と長谷川如是閑(A・バーシェイ)
発題V 現代日本:石牟礼道子(伊藤洋典)
総合討論II(コーディネーター:金 泰昌)
発題VI 宮沢賢治と四次元的修羅協働態:修羅的言語の披く地平(宮本久雄)
発展協議(コーディネーター:金 泰昌)
特論I 自由民権運動と公共世界(米原 謙)
特論II 「公共(する)知識人」としての田中正造(小松 裕)
特論III 李洪洙・申采浩における植民地の公共知(趙 寛子)
おわりに(金 泰昌)


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