公共哲学
公共哲学 20 世代間関係から考える公共性
A5判 464ページ
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-13-003440-1(4-13-003440-5) C330
奥付の初版発行年月:2006年07月
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-13-003440-1(4-13-003440-5) C330
奥付の初版発行年月:2006年07月
内容紹介
環境問題や生殖医療において,現在世代は将来世代に対してどのような責任を負っているのか.年金や就業機会をめぐる世代間格差をどのように調整し,教育や社会運動での世代継承をどう構想できるのか.世代間関係の諸相を公共性との関連で考察する.
公共哲学【第3期 全5巻】
目次
はじめに(鈴村興太郎・宇佐美誠)
発題I 世代間の連結環と公共《善》の情報的基礎(鈴村興太郎)
発題II 共通善・私的善・公共善(長谷川晃)
発題III 将来世代をめぐる政策と自我(宇佐美誠)
発題IV 生殖医療における親の自己決定と子の福祉(水野紀子)
[総合討論I]コーディネーター(黒住真)
発題V 年金における世代間公平(井堀利宏)
発題VI 紙一重の世代間就業問題(玄田有史)
発題VII ケアとジェネラティヴィティから見た福祉(今田高俊)
発題VIII ジェネラティヴィティと世代継承的公共性(田中毎実)
[総合討論II]コーディネーター(鈴村興太郎)
発題IX 平和運動をめぐる世代間対話(小林正弥)
[総合討論III]コーディネーター(山脇直司)
[発展協議I]コーディネーター(金泰昌)
[発展協議II]コーディネーター(金泰昌)
おわりに(金泰昌)