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新装版 ゲルマン法史における自由と誠実

UPコレクション
新装版 ゲルマン法史における自由と誠実

四六判 328ページ
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-006520-7 C1332
奥付の初版発行年月:2014年08月

内容紹介

ゲルマン・ドイツ法史において,ゲルマン的自由とゲルマン的誠実は,楕円の二つの中心のような重要な基本概念とされてきた.本書は,両概念を中心に,ゲルマン古代ないし中世の国制に関する学説史的な西洋法制史の概説書である.


目次

1 「非倫理的」ローマ法と「倫理的」ゲルマン法
2 ゲルマン・イデオロギーの形成
3 アイヒホルン——帝国国法論とゲルマン的自由
4 ヴェルカー(1)——貴族身分とゲルマン的自由
5 ヴェルカー(2)——土地所有とゲルマン的自由
6 ヴァイツ——立憲君主政とゲルマン的自由
7 マウラー(1)——ゲルマン的自由と平等
8 マウラー(2)——ゲルマン的自由と私的土地所有
9 C・A・シュミット——ゲルマン的自由の倫理性
10 ギールケ(1)——有機体的国家観
11 ギールケ(2)——ゲノッセンシャフトとヘルシャフト
12 ギールケ(3)——勤務的誠実と契約的誠実
13 ゾーム——法治国家と文化国家
14 ケルン(1)——立憲君主政とゲルマン法
15 ケルン(2)——ゲルマン的誠実の相互性
16 ドープシュ——領主制と貴族制
17 O・ブルンナー——ラント法共同体と中世的法観念
18 シュレージンガー——従士制とゲルマン的誠実
19 クレッシェル——ゲルマン・イデオロギー批判
20 中世法論の脱イデオロギー化


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