死生観と生命倫理
関根 清三:編
A5判 288ページ
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-010083-0(4-13-010083-1) C301
奥付の初版発行年月:1999年08月
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-010083-0(4-13-010083-1) C301
奥付の初版発行年月:1999年08月
内容紹介
臓器移植の現実をはじめ,先端医療が提起する新しい諸問題は,人類が培ってきた死生観とどう対立し,いかに交差するのか.古今東西の知恵をひもとき,生と死の倫理を再考する.文学部他分野交流ゼミの試み.
目次
I 死生観をふりかえる
旧約聖書(関根清三・竹内裕)/新約聖書(佐藤研)/古代ギリシア(荻野弘之)/西洋:中・近世(松浦純)/西洋:近・現代(渋谷治美)/イスラーム(鎌田繁)/インド(丸井浩・護山真也)/中国(池田知久)/日本:近世(黒住真・金泰昊)/日本:近・現代(竹内整一)
II 現代の生命倫理
安楽死の価値判断と自己決定(樽井正義)/妊娠中絶と水子供養(末木文美士・前川健一)/私のサナトロジー(間瀬啓允)/脳死臓器移植・プライバシー・生命政策(成澤光)/異端の脳死論(飯田亘之)/倫理の生成:医療現場より(木谷誠一)/有終の倫理学(小原信)
解説(関根清三)