世界コミュニケーション
四六判 320ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-010090-8(4-13-010090-4) C301
奥付の初版発行年月:2002年12月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-010090-8(4-13-010090-4) C301
奥付の初版発行年月:2002年12月
内容紹介
ネット,ケータイ,実体のない,中心のない情報のネットワークが「世界」を僭称する.健康,先端技術,グローバル経済,ナショナリズム,〈コミュニケーション〉の世界で展開する,噛み合わない論争と「現代思想」家たち.ボルツが自身の思索の全容を語りながらこの時代を描出し,この混沌を生きる知を体現する.
目次
I ニューメディアの後に何がくる?
理論の無視界飛行/アフター-メディア/世界コミュニケーションの時代/
差異を大切に
II 知識社会における針路どり(オリエンテーション)の問題
法と信頼/知識のリスク/知識の未来、未来についての知識
III 歴史の幸福な終焉(ハッピーエンド)
ユートピアのパラドクス/命名された世界、陳列された世界/
「美的ユートピア」(BEAUTOPIA)
IX 人工性のなかで生きる
意味づくり(センスメーキング)としてのデザイン/「不確定性に曝されて」/
身体の復権?/人間本位主義からホムンクルスへ/神とのコミュニケーションの問題