柳宗悦 時代と思想
A5判 408ページ
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-010091-5(4-13-010091-2) C301
奥付の初版発行年月:2003年03月
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-010091-5(4-13-010091-2) C301
奥付の初版発行年月:2003年03月
内容紹介
柳の生涯は民芸運動を超えて多彩である.白樺派,英米文学・宗教哲学,日本文化の個性の追求と朝鮮・沖縄・アイヌ・台湾先住民の文化への注目,一遍への評価——そして一貫して平和を志向した柳.本書はその時代と思想を包括的に浮き彫りにする.装幀・柳宗理
目次
はじめに
第一章 時代の特徴と課題
第二章 思想形成の母胎としての白樺派
第三章 ブレイク思想の受容
第四章 アナキズムとの接点
第五章 「東洋と西洋」の関係の再構築
第六章 東洋のなかの「日本と朝鮮」の位置
第七章 民衆芸術論の抬頭と民芸運動の性格
第八章 ギルド社会主義思想の受容
第九章 平和思想の形成と特質
第十章 戦時下の姿勢
第十一章 戦後の仏教研究の意味
おわりに