明治キリスト教会形成の社会史
A5判 496ページ
価格:10,120円 (消費税:920円)
ISBN978-4-13-010407-4(4-13-010407-1) C301
奥付の初版発行年月:2005年06月
価格:10,120円 (消費税:920円)
ISBN978-4-13-010407-4(4-13-010407-1) C301
奥付の初版発行年月:2005年06月
内容紹介
維新の敗戦による喪失感に苦悩しながらも,新たな理想を希求してキリスト教に入信した青年士族たちがいた.試練や迫害に耐えて伝道に励み,明治半ばにはプロテスタント三大教派の礎を築き上げた.——明治近代化の壮大なドラマを個別信徒・教会・教派の三層構造にわたって描き切る.
目次
第一部 明治前期の士族とキリスト教
序章 課題と理論モデル
第一章 青年士族のキリスト教入信
第二章 キリスト教界指導者たちの家族形成
第二部 明治期地域社会のキリスト教
序章 課題・概念・方法
第一章 安中キリスト教会の形成と展開
第二章 島村キリスト教会の形成と展開
第三章 日下部キリスト教会の形成と展開
終章 地域社会におけるキリスト教の受容と定着
第三部 明治期キリスト教の教派形成
序章 課題・概念・視角
第一章 日本基督一致教会——長老制教派の形成
第二章 日本組合教会——会衆制教派の形成
第三章 日本美以教会——監督制教派の形成
終章 キリスト教の制度的定着